ファイトクラブ

映画

大手自動車会社のリコール調査員である主人’僕”は、不眠症が原因で精神不安定のため、週に二回自助グループに参加していた。

その自助グループでマーラという女性と出会う。マーラは、見た目はロックテイストでやさぐれた感じの雰囲気でいつもタバコを吸っている。マーラは冷やかしで来ているのだと‘僕”は感じており、マーラを嫌っていました。

ある日‘僕”は海外出張の飛行機の中でタイラーという男と出会います。

タイラー(ブラピ役)は見た目がやんちゃな感じで顔はイケメンガタイもいい感じ。そんな彼と飛行機の中で仲良くなり、名刺を貰います。

そして出張から帰宅すると、自分のマンションが何かしらの事故で爆破していました。困った彼は、何気なしに、タイラーに連絡をします。

彼は悩みを聞き、ビールをおごってくれて、さらに部屋に泊めてくれるといいます。その代わりの条件として、殴り合いをしようといいます。

殴り終えた彼らは何かすっきりと爽快感のある感じでした。

それがきっかけで、彼とは共同生活となり、その中でファイトクラブのコミュニティができます。ただただ土日に野郎どもが集まり、殴り合う。これだけのコミュニティ。でもこれが‘僕”は癖になります。

また、タイラーとマーラもあるきっかけで出会うことになり体の関係となります。マーラはタイラーのテクニックにメロメロです。

そんなある日タイラーは、自分の家にメンバーを集い、それが部隊のようになります。その部隊を使って、色々なビルや物を爆発物によって爆破していきます。

そのような狂った事件を起こし始めたタイラーに対し、少し心に距離ができはじめた‘僕”?。

そして、ある爆破ミッションでメンバーの一人が死ぬことになります。それと同時にタイラーは行方知らずに。

‘僕”は、タイラーの部屋の私物から様々な外国に行っていた形跡をみつけ、片っ端から彼を追って探し出します。

そうすると、なんと海外にもそのファイトクラブは浸透しておりその軍隊[ファミリー]のような人々が増えていた。

あるお店で『ここにタイラーっていう人が来なかったか?』と尋ねると、店員は『それはテストですか?』といいます。‘僕”は『どういう意味だ?』と返す。すると店員が、『一昨日も貴方が来てタイラーと名乗っていましたよ』と言った。

‘僕”は、ホテルに帰り、どういうこと?パニック状態。

すると、いつのまにか部屋のソファにタイラーが座っていて、衝撃的な事実が告げられます。

このタイラーは、‘僕”が作り出した自分が理想とする二重人格のもう一人の自分だったのです。

マーラと寝ていたのも自分、ファイトクラブのコミュニティを作ったのも自分、軍隊を作って爆破テロをさせていたのも自分だったのです。

僕は鳥肌が立ちました。この衝撃は、シックスセンス以来でした。自分でこのようにネタバレを書いておきながらですが、是非これは前情報無しに映画を見てもらいたい作品です。

いやー、今となると伏線も多く、よく出来た映画だなと思います。

面白かったー。

コメント

タイトルとURLをコピーしました