ほぼノンフィクションの登山映画なので、もう何が起こるか分からず、ハラハラしっぱなしでした。
エベレストは標高が8,849 mもある。
登山ルートは、ネパールの首都カトマンズから標高約5,300mの位置にあるベースキャンプを目指して、150km山道を歩いて、そこから第1キャンプ(標高約6,000m)、第2キャンプ(約6,500m)、第3キャンプ(約7,300m)、第4キャンプ(約8,000m)を経て、頂上を目指します。
特にこの第4キャンプを変えてからは[死の世界]というそうです。生物や植物だけでなく、匂いもなく、あるのは雪と氷と岩のみ。人間や生物が生存できる場所ではありません。
通常、第4キャンプを夜中に出発して、昼ごろ頂上について、日没までに戻らないと、人間の体はもたないそうです。
映画の内容も、まさにそんなタイムスケジュール。特に最難関の第4キャンプ以降が見どころ。
下山するまでが登山なんですね。
何のために山に登るのか、それぞれの登山参加者が自分自身の目的をもって頂上を目指す。
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