デジタル教科書
中国ではコロナ前からデジタル教育の導入が進んでいて、幼稚園から小学校までの学習内容が入った納米盒(ナーミーフー)がコロナでさらに人気が高まった。中国全土の教科書の95%をカバーしている。
日本でも児童一人一人にタブレットを配布するGIGAスクール構想が前倒しで進んでいるが、肝心のコンテンツが不十分だそうです。
スマートミラージム
コロナでジムへ通うことができなくなった今、自宅エクササイズサービスが注目されている。
「Mirror」「Tonal」「Tempo」が主な提供会社です。「Mirror」は鏡内の映像に映るインストラクターの動きに合わせて15から60分のワークアウトを行うサービス。本体価格は 1495ドルで、利用料(サブスクリプション)は月額42ドルという設定付き、ワークアウトの動画の数は50ジャンルは、1万種類以上。
日本でも、国内ITベンチャー「ジーエルシー」が、フィットネス専用スマートミラー「Smart Mirror 2045 for Fitness」の販売を開始し、日本でも普及の兆しが出てきている。
画面旅行
海外では、有名博物館や観光団体が、質の高いVR体験でバーチャルツアーサービスを提供している。
インバウンドでは、お寿司づくり体験と食事、日本酒講座と飲み比べなど、リアル体験を含めた複合的なバーチャルプログラムが実施され、人気が集まっている。
オンラインドクター
米国は日本のように国民皆保険の制度がないので特にオンライン医療の先進国だ。熱や咳があるが、病院に行くべきか、様子を見るべきかをオンラインでドクターに診察してもらってから決めるサービスが、以前から普及していた。
インドネシアでもオンライン診療の利用が急激に伸びている。医師への相談、病院の紹介、市販薬の購入ができる。
「Alodokter」の時価総額は急上昇。2020年3月の訪問者数は6100万人でアクティブユーザーは3300万人。
オンライン診療が普及し、病院などにわざわざ行かなくても気軽にコミュニケーションがとれるようになれば、未病対策になる。つまり、病気になる前、少し調子が悪いときに短時間のコミュニケーションをしてアドバイスをもらったりの経過観測が定期的に行うことができる。
たしかに、この予防保全の観点は素晴らしい。本業の建築にも通ずるものがあります。
VRやスマートスピーカーとの組み合わせでさらにコミュニケーションが取りやすくなれば病院だけでなく、介護での現場でも有効に使えそうですね。
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